震災リゲインプレス第40号|「あのとき」と「これから」
『震災リゲインプレス』第40号を発行しました。今回のテーマは「『あのとき』と『これから』」です。
発行にご協力いただいたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。
目次
創刊10年を迎えてのごあいさつ
小紙は今号で2012年の発行から満10年を迎えました。立ち上げのきっかけとなった東日本大震災後も自然災害は続いていますが、皆様のご支援を力に、今後も備えの情報や現場の声を共有し続けていきたいと思います。
連載|みちのく潮風トレイルを歩く 第6回
「みちのく潮風トレイル(MCT)」は、2019年に誕生した長距離自然歩道/ロングトレイル。東北の復興と振興を後押しするため環境省が敷設し、4県28市町村、市民が協働しています。次代への願いが込められたこの道は、どんな風に育っていくのでしょう? 実際に歩いたハイカーの声をお届けします。今回は、石井宏之さん(宮城県)の旅です。
Presented by RQ災害教育センター
連載|災害教育を知る旅 第5回・被災体験で得た学び
一般社団法人RQ災害教育センターの協力のもとお届けする、災害と教育という視点での連載。今回はNPO法人千葉自然学校の事業部などを務める神保清司さんの、実体験に基づくお話です。
連載|3.11伝承ロードを訪ねて
第6回・気仙中学校(岩手県陸前高田市気仙町)
「3.11伝承ロード」は、各地に点在する記憶を宿す施設、 石碑等を震災伝承施設として登録してつないでいくことで、これからにつなげる試みです。前回に続き多勢太一さん(陸前高田市観光物産協会)に今回ご紹介いただくのは、岩手県陸前高田市で震災の教訓を今に伝える「気仙中学校」です。
書評|減災・復興の教訓にふれる1冊
防災・復興にかんする図書などをご紹介するコーナー。ま今回ご紹介する一冊は、『災害に向き合い、 人間に寄り添う』(室﨑益輝・著 神戸新聞総合出版センター刊)です。
新連載|災害支援を地域福祉から考える
第1回・独立のタイミングと重なった福祉防災元年 〜福祉の切り口から被災地支援を考える〜
災害支援を地域福祉の視点でとらえるとき、大切なことは何か。長年この領域に関わり続ける園崎秀治さん(オフィス園崎)による新連載です。今回は、ご自身が長年勤めた全国社会福祉協議会を退職して独立した当時の状況から、災害支援と福祉の関係を綴っていただきました。