書評ほか 「聴く」ことの力―臨床哲学試論 2013年6月20日 「私はもうだめなのでは?」と言う人に、励ますでもなく、諭すでもなく、ただその言葉をひたすら受け止め、傾聴すること。それが何よりも相手に癒しをもたらす力になる。あるいは、じっとその場に寄りそうことが時に人を救う。他者の苦しみを前に私たちができる「ケア」の本質を問う名著。著者はせんだいメディアテークの新館長。 鷲田清一著(写真・植田正治) 阪急コミュニケーションズ Amazon Share this: