健口インハンド

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東日本大震災から約半年後の2011年末。被災地では震災時の記憶を語りたいが、難しい状況があった。被害にも個人差があり、近しい仲でも話しづらいのだ。そんななか岩手県沿岸地域で、ユニークな形で被災者と会話する活動が動き出した。「健口インハンド」(代表:中里義博)は、集会所等で、歯科医師・衛生士による相談受付、ハンドトリートメント施術者によるマッサージを行いつつ、人々の声に耳を傾ける試み。健康面のケアを行い、かつ身構えずに話をしてもらえることに意義がある。

被災地では十分な口腔ケアができず誤嚥性肺炎を患う人が多い。そのため「健口体操」や口の機能訓練を通して予防に取り組みつつ、入れ歯調整や相談を受け、状況に応じて地元の歯科へ情報提供・受診勧奨をしている。

また、「被災から2年が経ち、当時話せなかったことをやっと言葉に出してもらえるようになった」とメンバーの清家瑞穂さん。しかし、今年度から直接支援に助成が出にくくなり、受け止める人や環境は十分ではない。必要としてくれる人がいる間は活動を続けたいという。


健口インハンド

E-mail: mizuho.seike@jp.sunstar.com

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口座名:健口インハンド 中里義博

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